本日よりブログをリスタートします。リスタート1回目は【風の時代は本当に到来したのか】について。
私が風の時代へのシフトチェンジを推奨している理由は、確実に風の時代が到来したと確信しているからです。
なぜそのような確信を得たのか。神話のふるさと高千穂で、風の時代の到来を実感したエピソードを今回お伝えいたします。
コロナ禍の真っ只中に生まれた神事と800年ぶりの天体ショー
2020年12月22日
これまでの約200年の【地の時代】が終わり、新しく【風の時代】がスタートしたといわれていますが、その直前に800年ぶりの天体ショーが繰り広げられたのをご存じでしょうか。
2020年はコロナ感染拡大防止のため緊急事態宣言・ロックダウンなど、かつて経験したことのない状況が私たちを襲った年でした。
そしてほとんどの神事やお祭りが自粛される中、神話のふるさとである高千穂の天岩戸神社のご神体【天岩戸】に、有史以来はじめて注連縄をかけるという「天岩戸注連縄神事」の実行プロジェクトが立ち上がりました。
私はこの神事の運営サポートという大変光栄なお役目をいただき、神事の本番は12月18日。
前日の12月17日は高千穂の天岩戸神社へ向かっていました。
日が暮れる前に到着するつもりでしたが、予定よりも随分と遅れて真っ暗闇の中現地に到着。
急いで初顔合わせとなる佐藤宮司・注連縄をかけるプロ登山家の竹内洋岳さんはじめ関係者に挨拶をすませ、ふと参道から夜空を見上げました。
すると驚くべき光景が目に入りました。
天岩戸神社入口参道の鳥居より
なんと鳥居の中に、細い三日月と急接近した木星と土星がくっきりと輝いていたのです。
(左にあるのがカメラの関係でぼやけていますが細い三日月。右にある2つの天体が木星と土星です)
木星と土星の急接近はグレートコンジャクションといわれ、20年に1度あるそうですが、夜空で土星と木星が接近し、地球からこれほどの接近を見られるのはほぼ800年ぶりだそうです。
天岩戸神話は真っ暗闇の世の中から、ふたたび光を取り戻すストーリ。
このタイミングで鳥居という神秘的なフレームに月・木星・土星が収まる様子を見て、明日の神事を前に
天も共にいる。
そう伝えているとしか感じられませんでした。
天岩戸にはじめて注連縄がかけられ、天照大神が出現
そして翌日の12月18日。
早朝6時30分より天岩戸注連縄神事が始まりました。
気温はマイナス6度。
参列者は極寒の中震えながら、無事にご神体の天岩戸に注連縄がかけられること。
世の中が再び明るくなり平和であるようにと祈りを捧げ、無事有史以来、はじめて天岩戸のご神体に注連縄がかけられました。
禁則地である天岩戸に注連縄が運ばれる様子
そして神事が終わった後、それまで曇っていた空でしたが、
天岩戸本殿からの様子
輝く太陽が顔を出してくださったのです。
風の時代は目に見えない世界・霊性を高める時代