今回から「女性の人間力アップ講座」というテーマで15回シリーズのブログをアップしていきたいと思います。
日本の将来は女性のあり方にかかっているというタイトルの言葉は、オススメ本でも紹介している「女性のための修身教授録」の帯にかかれている言葉です。
女性は創造、生み育てる存在。そして縁の下の力持ち的やさしさ、力強さを持っていますよね。
日本の最高神はアマテラス様でもいらっしゃいますし、神話の中の女神様たちや歴史上の女性たちを見ていても、この女性がいたからこそ、この歴史的大事が成し遂げられたんだよね。と思うことが多々あります。なので私は、女性がビシッとして美しく輝けば、日本・世界はよくなる!と信じているわけなんですね〜。
最初のテーマは授業開始のご挨拶
オススメ本の解説にも書いていますが、この本は、小学校の先生を目指す女生徒に向けた修身科の授業の講義録。
修身とはなんのこと?
私たちにとって修身という言葉はあまり耳慣れない言葉だと思いますが、ざっくり言うと戦前の道徳教育と思ってもらえるといいと思います。
森先生は、修身についてこのようにおっしゃっています。
その名を示すように、わが身を修めること
そして
真の修身は、実は授業の鐘がなったところから始まるのです。
すなわち今こそ、その1時間の間に聞いた事項を実行に移す時がきたわけです。(中略)
ただ先生に良く思われて、点数さえもらえればそれでよいというような、そういうさもしい根性では、とうてい真の人間にはなれないでしょう。
「さもしい」という言葉、最近はあまり使いませんが、心がきたなくいやしい。あさましいという意味。森先生、最初からバッサリと手厳しいです!
修身を行うには
真の修身というものは、決して修身の時間の中だけにとどまるものではないわけで、むしろ1日24時間のうち、修身科以外のすべての時間こそ、かえって真の修身の時間ともいえましょう。
どのように廊下を歩むか、また階段の上り下りをどのようにするか、その一歩一歩が真の修身です。
お手洗いにいくその出入りの一々、また道を歩くにはどのように歩くか、電車にのったらどのように腰をかけるか、また立っている場合にはどのような態度で立つか、それらの一々がすべてこれ修身で人格修養の道場といってよいわけです。
森先生の講義のありがたいところは、具体的にどうしたらいいのかを教えてくださるところ。
しかし、これまた、、厳しい!!立ったり座ったり、電車に乗る時も、お手洗いも??と思うかもしれませんが、その人の人柄って一挙手一投足に現れますよね。。日ごろの立ち居振る舞いの重要性を改めて感じて、反省させられます。。真の修身科とは、この現実のわが身を収める学問であり、徹頭徹尾実行の学問であると申してもよいでしょう。
良い話を聞いたり、本を読んだり、研修を受けた後って、「為にになったわぁ」と思いますが、そこで終わったらダメ。とにかく四の五の言わずにやりなさい!!ってこと。とにかく実践!実践!実践しなければ意味がない〜!ということなんですね。
そして、最初の授業の最後のことばとして、
と締めくくられています。コロナ感染問題で通常生活が難しい今だからこそ、これをチャンスにして自分を向上させる絶好の機会にできたら素晴らしいですよね!一大決心を持って臨む、というと少しハードルが高いように感じるかもしれませんが、チャレンジをして人間力がアップできたら嬉しいですよね!
気付くことからレベルアップが始まる
研修でもよくお伝えをしているんですが「あー、できていないなぁ。」と自分の課題に気づくところからレベルアップはスタート。この本の内容は、私自身も出来ています!とはとても言えるようなものではなく、いつも反省させられて、自分のダメさを気づかされています。でも、少しでも近づきたい。人として成長したいなぁ〜といった心持でこの本、森先生と向き合っています。
ということで、一緒に日ごろの自分を振り返り「気づく」ところからスタートして、ビシッとして美しく輝く内面美人・女性リーダーを目指しませんか。