今回のテーマは「整頓」
コロナ外出自粛中に、断捨離・大掃除・整理整頓に着手された方も多かったのではないでしょうか?
私も今回プチ断捨離しました。元々断捨離は時折しているので物はあまりない方ですが、あれこれ見回してみると「まだこんないらないものがあったの?」というくらい、いかに多くの物にかこまれて生活しているのかと驚くんですよね〜。そして、またどんどん物を購入するのがアホらしくなるという。
目指せミニマリスト!なんですが、そこまでの道のりは、、まだまだかかりそうです笑
ということで、今日は、断捨離。
ではなく「整頓」でした笑
このテーマで講義をしている森先生ご自身も、「整頓はあまり自信がないので、気が引けますが。。でも大事なことなので話します」なんて冒頭でおっしゃっているんですよ。
偉そうに、なんでも上から目線で指導するのとは、やはり違いますね!
そんな森先生だからこそ、大好きです♡
それでは整頓について、なぜ必要なのか、そして整頓の極意は何か。教えていただきましょう!
整頓が得意な人、そうじゃない人っていますよね。その違いを森先生、このようにおっしゃっています〜
同じ親の「血」を分けた間柄でありながら、兄弟によって(整頓は)ずいぶん違いがある場合が少なくないようであります。
これはこの整頓という問題が、深く人々の天性に根差すことを示すものといってもよいでしょう。
確かに確かに!私は妹がいて顔はそっくりですけど、明らかに中身は全然違います。同じ母親のお腹から生まれてきているのに、面白いように性格や得意不得意って違うんですよね。ほんと不思議。もちろん、環境や生い立ちの影響もあるけれど、神様・天が授けてくださった生まれつきの性分もある、ってことなんですね。
整頓ができない=しまり・尻くくりが悪い女
そして、整頓ができないのはどんな性質につながるかというと・・・
一口に申せば、物事にしまりがないということでしょう。
すなわち整頓がよくないということは、これを言いかえますと、すべて物を出しっぱなしにして、後片付けをしないといってもいいでしょう。
みなさま〜物のだしっぱなし、使いっぱなし。後片付けは後回し。していませんかー?これはしまりがない、ってことだそうですよ〜(あはははは…)
そして、これに追い打ちをかけるようにですね、森先生、バッサリ切りかかります。
整頓のよくない人には、どうしても安んじて事を任せるわけにはゆかないのであります。
つまりそういう人は、物事を着手することは真っ先にやりますが、さてそのしめくくりということになると、
どうも放りっぱなしでとかく尻くくりがよくないという場合あ多いようであります。
言変えると整頓のよくないといわれる人は、どうも色気(慾)ばかり多くて、後のしまりが足りぬというのが、一般の通則といってよいようです。
「しまりがない」「尻くくりのよくない」。。。。。。。。ガーン!
なんて直球な表現なんでしょう。このような言葉は最近あまり聞かないですが、ものすごくわかりやすい。昔の方が使う言葉は、今みたいにオブラートに包んでないから剛速球。だからこそグサッと心に響きますよねぇ。しまりがない、尻くくりがよくないなんていうのは、私には「おまえさん、整頓できなきゃ尻軽女に見えるぜ」って言われているような気がする。。怖い、怖すぎる。。
整頓できる人がすべて立派な人というわけでもない
整頓できない人=しまりがない人、とバッサリ言われてしまいましたが、整頓できる人がみんな素晴らしい人なの??どうなのよー??なんて疑問がむくむくとでてきます。
はい、それに関しても森先生、答えてくださっています。
整頓だけはできるという人も時にはあるようですが、これは修養の結果とか、その人が人として立派なためというのではなくて、
ただその人が天性、整頓だけは割合よくできるというのであります。
整頓できるのは結構だけれど、それだけでその人が素晴らしいというわけではない。逆に病的と思えるほどの潔癖症の場合もある。
真の整頓で大切なことは、生まれつきの整頓が得意だからできる!ではなくて、
自分で意識して行ってこそ価値がある。自分から「気を付けてやろう!」と思って行動することが何よりも大切ってことですね。やはり修身、身を修める教えでございます。
はい、ではここから具体的な整頓の心がけ・極意についてみていきますね。まずは1つめ。
根本的には、すべて物事の終わりをまっとうするということでありましょう。
言い換えれば、すべて物事のしめくくりに気を付けるということです。
たとえば、夜中まで机の上で仕事をしていた。めっちゃ疲れた〜。早く寝たいよう。。と思った時に、そのままバタンキューをしてしまうか。それとも、机の上に出していたものを元に戻すかの違い。
お互い人間は、この最後の1、2分のふんばりが、とにかくできにくいものであります。
そしてその時いわゆる不整頓屋となるわけです。
そうそう、でもね、そうなんですよ。さすが森先生よくわかってくださっている。このちょっとした踏ん張りがなかなかできないんですよ。
でもこのわずかな行動の積み重ねが、大きな変化・差を生み出すきっかけになるということです。とにかく、たった1、2分のふんばりで、最後のしめをやりきりましょう!
そして2つめ
整頓の極意その2:整頓上手の第一歩はスピーディな食事の後片付け
整頓の着手点の第一歩は何かというに、まず食事の後片付けをすぐに、ということでしょう。
ですからこの食事の後片付け1つでも、その人の大体の人柄はわかるものです。
食事がすんだ後、片付けは後でしよう〜と思いながらスマホを見たり、テレビを見たりしていると、次第にめんどくさくなってきて、あー、やりたくないなぁ。とどんどん腰が重くなる。。。
ではNOーーーー!!ってことですね。食事が済んだら、ぱぱっと後片付けを済ませて、その後にゆっくり好きなことをする。すると心の余裕も生まれる。
整頓は何事も、ごちゃごちゃ考えずにちゃっちゃと最後までやっちゃいましょう。
今回森先生の「整頓」に関する教えをまとめますね。
- 整頓は生まれつきの性分でもある。できる人がすべて偉いわけではない
- 整頓ができない人=安心して物事を任せられない人=色気(慾)が多くてしまりのない人
- 整頓の心がけは最後の1、2分のふんばり
- 整頓の第一歩はスピーディな食事のあと片付け
でございました。
私は整頓は好きで出来ている方だと思ってはいますが、3つめの最後の1、2分のふんばり。これはまだまだ、全然完璧ではないんですよね。。
「おっ!尻くくりがいいねぇ〜」なーんて褒め言葉がもらえるように、物事のけじめがつけられるように、精進いたします。
さて、みなさまは今回の森先生のご指導、どのようにお感じになったでしょうかー。
よかったら一緒に「尻くくり美人」を目指しましょう♡
次回は「子どものしつけ」です。
この内容は、子どもさんだけでなく、人材育成にもおおいに参考になると思います。
ではではまた!