定期的に、大阪府の就労支援施設「OSAKAしごとフィールド」で、企業と求職者との交流会のファシリテーターをしています。
本日は、土木建築業界の会社との交流会でした。
「土木建築」と聞くと、厳しい、きつい、汚い…なんてイメージはありませんか?
正直、私もそんなイメージを持っていました(笑)。
でも、今日お話を聞いて、そのイメージが大きく変わりました。
土木建築のイメージが覆った瞬間
昔は「3K(きつい、汚い、厳しい)」なんて言葉もありましたよね。
お話をきいていると、以前は女性用の更衣室やトイレがないという話もよく聞きましたが、今はきちんと整備されているそうです。
また、働く環境も格段に良くなっていて、働き方改革により、基本は週休2日制。
働く時間がしっかり決まっていて、基本は制服なので、スーツを買う必要もない。
さらに、現場の職人さんは、1年目でも一般企業の中堅社員並みのお給料をもらっていると聞いて、びっくりしました!
もちろん、夏や冬の繁忙期には大変な時期もありますが、「働くときは働いて、プライベートはしっかり楽しみたい!」という人には、かなり良い仕事だと感じました。
そして、人事担当者の方が「時代に応じて柔軟に対応しないと、生き残れない」とおっしゃっていたのが印象的で、昔のイメージに縛られていた自分に反省しきりでした…
先入観が人間関係に与える影響
今回の交流会を通じて、「先入観」っていろんなところに影響を与えているんじゃないか? と思いました。
職場でも、「先入観」を持ってしまうこと、ありませんか?
「あの人はこういうタイプでしょ?」
「きっとこんなことを考えているに違いない」
良い先入観なら問題ないけれど、悪い先入観を持って相手に苦手意識を持つことが、意外とあるかもしれません。
でも、ふとした瞬間に全然違う一面を見つけることってありますよね。
例えば、普段あまり話さない同僚が、実はとても頼りになるリーダーだったり、意外な趣味を持っていたり…。
そうした発見があると、その人への見方がガラッと変わり、人間関係がぐっと近づくものだなぁと感じます。
先入観を外す方法:メンバーの個性を知る
私がコミュニケーション研修で取り入れている「B-BRAIN」という脳タイプ診断では、個々の思考や行動のクセが見えてきます。
また、研修の中で、自分の「トリセツ(取扱説明書)」を作ってメンバー同士で共有するのですが、そのときに、
「そんな趣味があったの!?」
「こんな特技があったんだ!」
「実はこう思ってたんだ~!」
と、意外な一面をたくさん見つけることができます。
こうした気づきがきっかけで、お互いの特性や強みを理解しやすくなり、これまでのイメージとは異なる良い側面が見えてきます。
そして、研修自体も大盛り上がり(笑)。
「あの人、なんでこう反応するんだろう?」と思っていたことも、「あ、そういう思考スタイルなんだ!」と分かると納得できますよ。
結果的に、ストレスが減り、お互いをもっと理解し合える環境作りにつながります。
まとめ
「うちの職場、先入観にとらわれているかも…」
「職場の雰囲気をもっと良くしたい!」と思った方は、ぜひ一度お話ししてみませんか?
無料面談では、現状をお聞きし、脳タイプ診断を活用した研修の進め方や職場改善のヒントをご紹介します。
お悩みや気になることがあれば、気軽にご相談くださいね!